知っているのと身についているのとではその人の実力は雲泥の差です。
なのに、本人は身についてなくても知っていると思い込んでいることが多い。
どう生きていくかによって、人それぞれの生活環境は違うのですから、人間みんな同じではないし、世の流行が自分に合っているとは限りません。
スポーツ選手という生活環境でも、相撲取りとマラソン選手が同じ生活環境であるはずはないのです。
相撲で生きていくという目標とマラソンで生きていくという目標は、目標が違うのだから、生活環境も違って当然です。
誰でも本来健康になりたいはずなのに、生活習慣病で困っているという人は健康になりたいという目的で生きていないということでは?
相撲取りは相撲ありきの生活習慣で、マラソン選手はマラソンありきの生活習慣ですから、健康目標の人は健康ありきの生活習慣でなければおかしいですよね。
ちょっと極端な表現でしたが、悪い所を治すために薬や医療に頼るのではなく、分からないけど、自分にできそうな生活習慣を見つけるよう普段からアンテナをはっておくことは必要なことだと思います。
その情報が、自分に合っているように感じたら、まずはやってみる。
そして期間を決めて続けてみる。
その間に納得がいかなければ、納得がいくまで問い合わせる。
30年生きてくれば30年の習慣が生活に馴染んでしまったということになります。
そのおかげで体調不良になったとしたら、30年とはいわなくても今までの生活習慣を何年かで変える必要があるはずです。
骨格や筋肉などが原因でおこる体調不良は、マッサージや鍼灸では一時的な治療でしかありません。
マッサージや鍼灸で一時的に治った氣がしても、以前からの生活習慣を変えなければ、その癖が治ってないのでまた元に戻ってしまいます。
自力で体調を整える運動や食事内容を知り、習慣の良さを知ったなら、知っているだけではなく、身に着くまで続けてほしいと思います。
氣が付けば健康、振り返れば幸せ。