食材は私共で扱っているピロール野菜中心です。
今回の料理教室で、料理を教え伝える先生の考え方が勉強になりました。
料理教室に対する私のイメージは、よくテレビで見るように、具材の切り方から調味料の分量まで細かく表示され、その通りに作ればこうなります、というようなものだと思いました。
ここの料理教室のやり方は、できるだけ早く簡単に、誰でもできて、どこにでもある具材で、お金がかからない健康料理が趣旨です。
教室が始まると、これだけははずしてはいけない分量などはキッチリ説明しますが、味の話し(調味料の分量)になると、細かく言いません。
料理の骨である大事な部分はしっかり説明しますが、味は自分の好みに作り上げようという内容でした。
なので、料理教室が始まってから皆が食べるまでの時間が早く、料理教室というよりも、美味しいレストランに食べに来たという感じでした。
私は今まで健康に関する情報を、事細かく懇切丁寧にお客さんにお伝えしてきたつもりでした。
しかし、今回の料理教室に参加して、懇切丁寧すぎたのかなぁと思いました。
お客さんに、情報を懇切丁寧に説明して理解したとしても、その後継続していただかないと結果が出ません。
大事なのは、基本は守り、自分で考え、自分に合った方法があれば見つけ出し、必要と感じたら毎日続ける生活習慣にすることだと思いました。
本人が必要と感じてないのに、こちらが一生懸命になっても迷惑なだけですよね。
手取足取り何でも与えすぎるのは良くないのかなぁと反省しました。
その料理教室には、何年も通い続けている人がたくさんいるそうです。
多くを語らない料理教室の先生の思いが、生徒さんに通じているのだなぁと思いました。
氣が付けば健康、振り返れば幸せ。