この時期になると『風邪ひいた。』の声が聞かれます。
さあ、どの薬がいいのでしょう?
となりそうです。
野口先生著の本『風邪の効用』は面白いですよ。
私は子供の頃は、どこか具合が悪いとすぐに薬を飲んでいました。
病弱でしたので、ほとんど毎日薬漬けでした。
そんな私が、今では薬に頼らない自力の健康法を勧めるとは思ってもみませんでした。
カラダは、疲れれば疲労がたまってカラダが固くなったり歪んだりし、通常の機能にならなかったり、冷えれば機能が低下し風邪をひきやすくなります。
カラダも、何年も毎日毎日使っていれば疲労も溜まるだろうし、風邪に罹ることもあるでしょう。
それも自然の結果で、熱が出るということは熱で悪い菌をやっつける役割をします。
ガン細胞も熱に弱いため、風邪を引きやすい人はガンに罹りにくいと言われています。
風邪の時は暖かくして寝なさいと言われますが、熱が出て汗をかくことで汗といっしょに体内の悪い老廃物を出す役割をカラダが自然におこなってくれます。
『風邪の効用』の本は、風邪自体が治療行為だというような内容がいろいろ書かれています。
風邪をひくことで、自力でカラダが整い、治った後には爽快になるのに、薬で抑えてしまったら出るべきものが出ず、カラダに溜まったままになってしまいます。
しょっちゅう風邪をひいているような人を、弱い人といわれることがありますが、意外に頑強な人ほど大病で短命であり、弱い人ほど長寿だったりすることもあるのです。
ちょっと具合が悪くなったからといっていつも薬を使う習慣を続けるのは要注意では?
仕事は大事だということは分かりますし早く治したいという氣持ちも分かりますが、1日2日ゆっくり休むことがあってもいいと思います。
それは、各人の生き方の問題ですのでなんとも決められませんが、せっかく自分のカラダは自分で守る能力が備わっているのですから、生活習慣に薬を使うことを優先せず、自力の健康を習慣にした方がいいのではないかと思います。
氣が付けば健康、振り返れば幸せ。
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