便利なことは良いことだと誰もが認めると思います。
すべてのものは陰陽、裏と表があります。
便利になれば新しい問題が生まれます。
昔は石炭がエネルギーの中心でした。
人の力で掘りまくっても一日にとれる量はわずかです。
石炭を早くたくさん今までより楽にとるためにダイナマイトが使われました。
初めは誰もが喜んだと思います。
しかし、そのダイナマイトを開発したとき、それが戦争の道具になると想像して作られたでしょうか?
悪いものは悪く良いものは良いという現象だけで捉えると、考え方が狭くなります。
誰でも病氣にはなりたくないでしょうが、病氣というメッセージによって自分の免疫力が活躍したり、病氣にならないようなことを学ぶこともあります。
病氣の原因がウィルスだとしても、薬でウィルスを絶滅させようとしたら健康な状態までも被害を受けます。
それが副作用です。
良いはずの薬がリスクにもなります。
分かっていても薬に頼るしかない時もあるとは思いますが、その前に病氣に罹らない生活習慣を身に着けることが大事だと思います。
最近食べ物の質の大事さを訴える料理人が増えてきました。
『人間は食べたものから作られている。』と。
大きな病氣になる前は、必ず兆候のような信号がカラダから発せられるはずです。
まず食の安全から健康を維持できるような習慣にしていくことが大事だと思います。
調味料はほとんど毎日のように使われると思います。
経済的に多少負担がかかるかもしれませんが、塩・味噌・醤油・酢・油には氣を使った方が、将来のカラダ作りには大事だと思います。
氣が付けば健康、振り返れば幸せ。