漢方処方にも流派のようなものがあります。
大きく分けると、最近よく聞く中医。
もう一つは古法(日本漢方)。
中医学は理論や法則によって病の内容を分析し、分析した結果を証といいます。
その証に対して効果のある処方(薬を選ぶ)をします。
古法(日本漢方)は、経験法なので師匠の経験を学び、病を治す実践型です。
病を治すのも、原因を明らかにし原因に対して薬を使うには、しっかりとした理論があった方が医者にも患者にも明確で理解しやすいので中医が人氣なのでしょう。
ところが、中医は理論は正しいはずなのに、治療の効果が現れないということがあります。
これが漢方の面白い所で、中医だけにたよらず古法(日本漢方)の経験法も必要なのです。
最近腸内環境の大事さがあらゆる表現で宣伝されています。
腸内に善玉菌を摂り入れることを、多くの人に納得させる理論理屈の宣伝ばかりです。
私の知り合いから腸にいい乳酸菌を摂り入れる健康食品を紹介されました。
東大医学部が長年研究した成果を出し、しっかりとしたデータに基づいた健康食品だそうです。
そこまで押すのならと思って一週間飲んでみることにしました。
確かに効果はありました。
しかし、便は毎日臭かったです。
私共で扱っている『惚れ惚れウンコの素』は、肉や魚などよっぽどたくさんの動物性たんぱく質や化学調味料を食べない限り、悪臭の排便にはなりません。
『惚れ惚れウンコの素』は外から乳酸菌などの善玉菌を摂るのではなく、元々自分の腸内にいる善玉菌が好む餌として摂るのが目的です。
自らの力で善玉菌が増えた結果、善玉菌でもある免疫力を発揮する菌も作られるのです。
確かに理論理屈は正しい商品でも、数字の結果が出たとしても、カラダに結果が満足できなければ、私は納得できません。
ということは、人間が持つ自力作用は、どんな理論理屈よりも計り知れない素晴らしさを備えているということであり、そこが活発に働くよう補助してあげる方が有効手段だと考えます。
氣が付けば健康、振り返れば幸せ。