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カンジダ菌とアレルギー

2019/08/03

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肉などの動物性たんぱく質の常食が続くとクサイ“悪臭便”となり腸の中に宿便が溜まってきます。

 

宿便が溜まると悪玉菌が優勢になってきますが、特にカンジダ菌というカビが増殖して、腸壁を破壊するようになります。

 

破壊された腸の傷口から、身体に異物の蛋白質や悪玉菌が生産する有害物質、その他様々な悪い物質が侵入してくるようになり、アレルギー症状が起こるようになります。

 

食べ物がアレルゲンになるメカニズムを説明しますと、口から食べた食べ物は胃と腸できちんと消化吸収され、不要になったものは排泄します。

 

この代謝がうまくいかない人がいるのです。

 

食べ物が吸収されるためには、蛋白質はアミノ酸、糖分はブドウ糖、脂肪は脂肪酸にまで細かく分解されて腸の微繊毛といわれる所から吸収され、食べ物の分子量が大きい未消化物の場合は腸粘膜で吸収されず、便として排泄されます。

 

ところがアレルギー患者の場合には、本来便として排泄される筈の未消化物が、カンジダ菌が腸壁を破壊したためにできたタダレなどの傷口から吸収されてしまうのです。

 

そして、吸収された未消化物は、身体にとっての異物(抗原)とみなされ、免疫グロブリンEという抗体が作られ、異物を攻撃するようになります。

 

これがアレルギー反応なのです。

 

皮膚で起こった場合はアトピー性皮膚炎、鼻粘膜で起こればアレルギー性鼻炎、気管支粘膜で起これば気管支喘息になります。

 

つまり、アレルギー反応の起こる場所により病名が変わっているだけで、症状の起こるメカニズムそのものは同じなのです。

 

氣が付けば健康、振り返れば幸せ

 

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