人間の腸内には、約100兆個もの腸内細菌が住んでいると言われていますが、大きく分けると
<善玉菌>と<悪玉菌>の2種類です。
<善玉菌>
人間にとって有益な物質を生産
優勢であれば健康
優勢であれば便は悪臭ではありません
ビフィズス菌
オリゴ糖などの糖質をエサとして増殖
<悪玉菌>
人間にとって有害な物質を生産
優勢になると病気
優勢になるとクサイ悪臭便になる
大腸菌
肉・卵・魚などをエサとして増殖
肉・卵・魚など動物性蛋白質が好きな人と嫌いな人では、当然、腸の中に住む腸内細菌の種類が大きく違ってきます。
腸内では、発酵(有益細菌の分解活動)腐敗(有毒細菌の分解活動)という2つの活動が行われています。
<善玉菌>が増殖すると発酵が活発になります。
発酵とは多糖類が単糖類に分解され、さらに細菌によって酸とガスに変わる一連の流れを示していますが、この発酵の過程で作られる酪酸には癌細胞を抑制する働きがある事が解っています。
<悪玉菌>が増殖すると腐敗が活発になります。
動物性蛋白質を食べるとクサイ悪臭便が出るのは、この腸内の腐敗によるものですが、これによってアミンなどの腐敗産物が作られ癌の促進因子となるのです。
悪玉コレステロールなども、<悪玉菌>が作ったものです。
毎日多少でも排便のある人は便の状態に関係なく、自分は異常便ではないと思っています。
しかし、食事の量に比べて排便の量が少ないのはオカシイですし、特に、クサイ“悪臭便”は“異常”です。
口から入った食べ物は食道を通って胃に送られて消化され、十二指腸を通過して小腸から大腸に到達します。(約6時間)
その後、残りカスが便として肛門に送られるのがほぼ6時間ですから、口から入った食べ物が便として排泄されるまでの時間は、12時間という事になります。
夜の7時頃の食事は、翌朝の7時頃には便となって出てくるのです。
健康な子供は、食事の途中でも排便します。
胃の中に食べ物が入ると、腸が同時に動き出しますので当然のことであり、健康な子供の排泄機能は正常なのです。
腸の衛生に関する研究の第一人者であり、非常に多くの臨床経験をもっておられた故ケロッグ博士は、「人間は食事を摂ったら、必ず24時間以内にそのカスを排泄すべきである。」と言われていました。
氣が付けば健康、振り返れば幸せ。
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