人体は“元素”で構成されています。
その中でも特にカルシウムは骨や歯に蓄えながら、常に血液をアルカリ性に保つ役割を担っています。
人間のカラダは、一部を除いてpH7.4~7.5の弱アルカリ性です。
明治の食医(マクロビオティックと言った方が分かりやすい?)石塚左玄先生が創始した食養の思想を継承するために、日本綜合医学会を設立した二木謙三博士(対する弟子に桜沢如一先生がいます)は、『酸性食品を食べることによって血液のアルカリ度が不足すれば、アルカリを体内から補充しなければならないが、逆にアルカリ度が足りていれば体内に蓄積される』と言われています。
酸性の肉を食べても血液が酸性に傾かないのは、骨や歯を溶かしてアルカリ元素であるカルシウムを補充しているためです。
医学専門誌、“内科診療の実際”にも、『人が食べる食品の中には、食べると体内で分解して体液を酸性にし、尿にも酸性を加える酸性食品と、体液をアルカリ性にして、酸性の尿を弱酸性~弱アルカリ性に変える効果を持つアルカリ性食品という2つのグループが存在する。』と書かれています。
海外の骨粗鬆症の診療ガイドライン“骨粗鬆症診断・予防・治療”では、砂糖や動物性食品は、カルシウムを奪う“骨泥棒”とされており、骨粗鬆症の予防のために、“アルカリ性食品”を摂取するように言及しています。
超高齢者の多い地域に共通する点は、カルシウムの多い土地に住んでいることです。
カルシウムの多い硬水を飲み、カルシウムの多い作物を食べています。
日本は火山地帯であるためカルシウムの少ない土地で、カルシウムの少ない軟水です。
野菜にもカルシウムが少なく米は酸性です。
土壌中カルシウム含有量。
日本0.63%・英国3.83%・仏国4.1%
水分中カルシウム含有量。日本8.8ppm・ヨーロッパ全土31.1ppm。
前回、カルシウム補給のために小魚を食べたりや牛乳を飲んでもほとんど吸収しないことを載せました。
野菜などから摂れるカルシウムも日本の国土ではかなり少ないことがお分かりだと思います。
カルシウムなどミネラル豊富なピロール農法の作物がオススメです。
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氣が付けば健康、振り返れば幸せ。