ペスト・天然痘・コレラ・エイズ・等々。
細菌と人間との戦いは、古くから今でも続いていています。
これからもいろんな形で、新しい細菌が現れるのではないかと思います。
昔から細菌に対して、抗生物質を武器として戦ってきた歴史があります。
抗生物質は、使い方を間違えると逆に抵抗力(免疫力)のないカラダになってしまうことを考えなければと思うのです。
年齢が高くなると『あっちが悪い、こっちが痛い。』という声は、その都度、薬や健康食品に頼ってしまうようです。
最近物忘れが多い ⇒ イチョウ葉エキス
肩こり腰痛・などの痛み ⇒ 鎮痛剤
食欲がない、胸やけ ⇒ 胃腸薬
膝が痛い ⇒ グルコサミン・ヒアルロン酸
二日酔い ⇒ シジミエキス・肝臓にカキ肉エキス
便秘・下痢などの便通異常 ⇒ 生きたまま腸までとどく乳酸菌
夜中トイレが近い ⇒ ノコギリヤシ
など、きりがないようです。
症状が無い場合でも、健康のためというだけでプロポリスなどを日常に摂り入れる人がいます。
健康目的に、プロポリスなど天然の抗生物質を毎日摂り続けている人は、新しい細菌に対抗しようとするときに、ワクチンが効かなくなってしまうという心配はないのでしょうか?
天然由来の抗生物質は6,000種くらいあると言われています。
天然というだけで、なぜ安心できるのでしょうか?
目先の体調不良や、健康維持のために薬や健康食品を使っている人が、一時的に楽な状態になったとしても、それが必要な原因と目的を認識することが大事だと思うのです。
人間は一度『楽』になると、『楽』が止められない動物のようです。
『楽』はさらに『楽』を追い求めるようで、さらに強度の高いものでないと満足できなくなってしまう。
カラダのどこかが不良になる原因は、必ず生活習慣です。
生活習慣に対する生き方・考え方を見直さない限り、その場限りの薬や健康食品に頼ることが止められなくなるでしょう。
氣が付けば健康、振り返れば幸せ。