あなたは、どんな時に風邪をひくのか知っていますか?
風邪にもいろいろありますから、ここではインフルエンザなどの細菌性の風邪ではない、
普通の風邪についてお話しします。
「風邪をひく」と喉が痛くなります。
寒氣がして頭が痛くなって、鼻水が出ます。
発熱すると関節が痛くなる。
腹痛と共に下痢になる人もいます。
食欲はありません。
それらの症状は、自然治癒力の仕事といったらあなたは信じますか?
では、風邪をひく前の身体を見ていきましょう!
食べすぎや、飲みすぎが続き、余剰カロリーが溜まっている。
体温が低くなっている。
氣力がなくなって活氣がなくなっている。
体内の水分が少なくて、むくんでいる。
骨格の左右のバランスが崩れていてカラダが歪んでいる。
排便・排尿などの排泄が悪くなっている。
といった状態になっていることでしょう。
これらを正常に戻すために、自然治癒力は次のような仕事をします。
発熱と発汗を繰り返し、余剰カロリーと余剰な水分を排泄する。
体温を上げることで血管のクリーニングをする。
関節痛を起こすことで、関節の歪みを正す。
最後に、風邪が自然に経過した後に大量の滞留便を出す。
つまり風邪という症状は、余剰化カロリーの消費と老廃物の除去。
歪んだカラダの整体を行ってくれているのです。
だから、しっかりとした風邪を引けるというのは元氣なのであって、自然治癒力が
活発であるといえるわけです。
このように病氣のなかには、健康になるための病氣があります。
現代医学ではその症状を抑える薬を用いますが、薬によっては自然癒力を妨げてしまい、
自然治癒力が低下して、症状を出せない。
健康回復のための活動ができないカラダになってしまいます。
風邪の効用。
氣がつけば健康 振り返れば幸せ。
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編集後記
最近は美味しい果物が多く、毎朝、果物グルメになっています。
リンゴ、梨、ブドウ、ミカン。
朝はビタミンたっぷりでみずみずしい感じでスタートしています。