皆さんは毎日の入浴にどれぐらいの時間をかけていますか?
5分?10分?中には1分から2分のカラスの行水の人もいるのでは?
そういう人は、一度、朝起きてからすぐの体温を計ってみてください。
脇の下の体温には左右差がありますので、左右の脇の下の両方を計るとより正確な自分の体温がわかります。
この時36,5℃以上あるのが理想的です。
それ以下の人は低体温の人です。
最近では35℃台の人もめずらしくないほど低体温人が増えています。
それから、36,5℃以上の人も安心するのはまだ早いです!
足のつま先は脇の下と同じぐらい温かいですか?
頭と足の温度差が激しいのも、立派な冷え性です。
ひどいケースでは、脇の下とつま先の温度差が5℃以上ある人。
低体温人はやせにくいうえに、太りやすい。
体温が下がると、それだけ老廃物の排泄や脂肪を燃やす力が弱まるからです。
なぜなら、老廃物の排泄を担う体内酵素が最も元氣に働く温度が36℃~38℃。
低体温のカラダでは、体内酵素の働きも鈍くなり、せっかくの脂肪燃焼効果が充分に働かないからです。
足が冷たい「冷え性の人」、「低体温の人」は頭に熱が集中してのぼせて、下半身は冷えている状態です。
このような時には呼吸は浅く、氣の流れも停滞して、カラダの不調を呼び込みやすいです。
この低体温や頭と足の温度差を改善する、最も簡単な方法が半身浴です。
みぞおちから下だけをお湯につけて温めることで、頭と足の温度差を無くして、カラダのバランスを整えます。
浸かる時間は20分が理想的。
煮物でも、焼き魚でも芯までじっくり火を通したいときには弱火で時間をかけますよね。
それと同じ。
心地よいと感じるくらいの温度の湯にゆっくりと浸かることで、カラダの芯まで熱が伝わります。
その熱をカラダの奥にある内臓が蓄えるため、入浴後もカラダは温かいままです。
温かいと酵素が元氣に働くので、やせ体質に改善されるのです。
ちなみに、熱いお湯に全身、ざぶんと浸かってサラッとでるカラスの行水は皮膚の表面だけを焼け焦がすようなもの。
湯冷めして、逆にカラダを冷やしてしまいます。
低体温の人は間違ってもやらないでくださいね。
半身浴をするときには、みぞおちから上は全て、手も肘もお湯から出しておきましょう。
手と頭は直結しているため、手を温めると頭がすぐにのぼせてしまうのです。
すると熱が頭にこもるうえ、長い時間入浴できなくなるので、温めるのはあくまでみぞおちから下だけにしましょう。
上半身を出しておくことで、血圧の上昇を防ぎ、心臓への負担も軽減します。
次回は半身浴と骨盤の歪みについてです。
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編集後記
昨日、誕生日の前祝と称して、由比ガ浜の中華屋さんに食事に行ってきました。
そのお店は、焼きワンタンと紹興酒ががとても美味しくて、素敵なお店です。
久しぶりの外食でしたので、心もリラックス!内臓も温まりしあわせいっぱいで帰宅しました。
美味しい食事って心が豊かになりますね!(^^)!