『60歳からはやりたい放題』和田秀樹著 扶桑社新書から出している本があります。
内容は賛否両論あると思いますが、ここは抑えておいた方がいいと思った所を紹介します。
医者である和田先生は、目次「患者よりメンツを優先する日本の医学会」「日本の医学界の罪と罰」のあたりで、かなり現実的な医学界の現状を書いています。
知らないと怖いと思いました。
そして、テレビや雑誌で健康情報として「毎日~を食べると健康にいい」「~を食べ続けたら病気が治った」
人気テレビ番組が紹介した食材が、次の日にスーパーに行くと品薄になった、などの情報による現実。
洗脳とは困ったもんです。
現在、コロナも含めて医学界の情報やマスコミの放送が自分にとって正しいのでしょうか?
この本で、情報は情報として、自分にとってこれが一番いいと思うものがいいのであって、自分の考えをしっかり持たなくてはいけないんだなぁと再認識しました。
60才まで生きたなら、60年生きてきた自分の感覚や習慣や考え方があると思います。
60代以降は、心とカラダと環境が変わっていきます。
年齢が高くなると「あれダメ」「これダメ」「こうしなさい」「あれが悪い」「これがいい」という情報に捉われないで、「好きなことを好きなだけしたらいい。」と和田秀樹先生はおっしゃいます。
面白い参考書のような本です。
今まで生きてきたせっかくの体験、経験をしっかりと受け止めて、素直な気持ちで読むと面白い本だと思います。
氣が付けば健康、振り返れば幸せ。