コーヒーを飲むとき、ミルク・砂糖を入れますか?ブラックにしますか?
ミルクと称して、コーヒーフレッシュを使用する機会がありますが、その作り方を見てみましょう。
まず、お湯にサラダ油を入れます。
水と油なので混ざりません。
混ざらないので乳化剤という添加物を加えて混ぜます。
油が小さい粒になると乳化剤が油のまわりにくっつき、小さな油の粒が水の中に混ざりこんでいきます。
混ぜこんでいくと白くなってきて、そのうち粘り(とろみ)が出てきます。
白くクリームっぽくなったとこにミルクの香りの添加物を加えて出来上がり。
あれ? 油と添加物だけで『ミルク』と思われているものができる!
商品表示にも、販売店でもコーヒーフレッシュをミルクとは言ってません。
言ってないので、お客さんを騙しているわけではなく、お客さんが勝手にミルクだと思っているだけです。
植物性マーガリンも、植物性と書いてあれば、なんだか健康にいいような気がしますが、バターの変形ではありません。
市場には、一見健康そうに見える商品がたくさんあり、業社は商品を売るために法にひっかからない最大限の努力をしてPRしますが、表示を含めて決して嘘は言ってません。
嘘ではなくても、本物ではないものを摂り続けたらどうなるか想像できますか?
そのうち体調がおかしくなった時、業社を訴えますか?
『安くて簡単、便利、きれいで早い。』
私たち消費者がそれを求めている限り、『安くて簡単、便利、きれいで早い。』商品はどんどん増え続けるでしょう。
氣が付けば健康、振り返れば幸せ。