サプリメント摂取で、腎臓機能が悪化する問題が発生しています。
健康になるはずのもので不健康になったり、死亡発生にまでなってしまうのでは本末転倒です。
良かれと思った薬でさえも薬害で問題になることもあるのですから、健康には普段の心掛けが必要だと思います。
現在のストレス社会の中、スクエアクリニック副委員長、日本抗加齢医学会専門医 本間龍介先生の「アドレナルファティーグ」(副腎疲労)の研究が注目されています。
頭が重い、イライラ、疲労感がとれない(ブレインフォグ)、アトピー、アレルギー、花粉症、
認知症、よく眠れない、なんとなく体調が悪い、朝起きられない、不登校、引きこもり、自閉症など、病院で検査をしても病気が見つからない。
そのような時でも、薬を飲むほどではないとか、このくらいなら我慢できるとか、気力で頑張るなどで我慢してしまう経験はありませんか?
これは「アドレナルファティーグ」(副腎疲労)が原因と本間龍介先生はおっしゃいます。
副腎とは、2つの腎臓の上の場所にあり、そこがストレスに繊細な人、食べ物(食文化のくずれ)、ダニ、ウィルスなどの生活環境など、一つだけではなくたくさんの原因によって、その副腎が疲労してしまうと副腎皮質ホルモン、コルチゾール(炎症を鎮める)が減ってしまい、体内の炎症(ヒスタミン)を抑える役目ができなくなるため、上記のような不定愁訴(体調が悪いにもかかわらず、検査をしても異常が見つからない)になることがあるようです。
副腎を回復するためにできること。
ストレスを感じた時、コーヒー、甘いお菓子、酒に頼らないこが、賢明です。
朝起きた時、水と塩分が必要だそうですが、味噌汁やスープでもいいそうです。
ビタミンB群を摂る。
夢を見る人。夢を見ても朝になると忘れていることが多いのですが、朝まで覚えてるような悪い夢は副腎疲労の人が多いそうです。
悪い夢ほどビタミンB群の摂取量が少ないので、そのような人は、豚肉がお薦め。
そして、睡眠時間は、最低でも7時間。11時には寝た方がいいというのもお薦め。
寝ている時間を多くとることで、副腎回復の充電がされていくということです。
いつも、食事の大事さ、加工食品、添加物など、問題となる内容はご紹介していますので
今回は省きますが、本間龍介先生も問題となる食事の内容は詳しく説明されていました。
それ以外にも健康維持には、食事の大事さと便利になった生活習慣は、医者は病気を治すことはできても健康にすることはできないとおっしゃっております。
本間龍介先生の本『心と脳の不調は副腎ケアで整える』祥伝社黄金文庫
『自分で治す副腎疲労』洋泉社
自分の健康維持、不定愁訴が気になる方も、毎日の生活習慣を見直してみてはと思います。